住吉大社では、毎月最初の辰の日に参拝する「はったつさん」という行事が有ります。
商売発達・家内安全を祈願し、この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けて貰えると信仰されています。
種貸社・楠君社・浅澤社・大歳社の四つの社をお参りする慣わしです。今月は10日で、沢山の参拝客で賑わいました。
中には、少し時期をずらした七五三参りや、初宮参りの方々もおられ、コロナが少し落ち着いてきている今を狙って、来られたのかもしれません。
今月の「はったつさん」は、先月より、ましてや今年のお正月よりも多くの参拝客が来られたようにも感じられました。
その中で、七五三参りや初宮参りの着物姿はやはり美しく、お母さんは清楚に、子供さんは可愛く、見ていてもとても快く感じました。
しかし中には、着物を着るのは殆ど初めてらしいお母さんの、苦しそうで辛そうな姿も目にしました。
弊社の加工で着物を着てくれたら、そんな辛い目はしないのにと思いつつ、やはり日本の文化<着物>は素晴らしい!と感じました。
そもそもお宮参りの赤ちゃんに、何故あんなに大きな掛け着を着せているのかと言うと、赤ちゃんがこの着物を着られるくらい大きく育ってほしいとの願いから、そうなったと聞きました。
その他、参拝の日程・どこの神社・参拝着・参拝者は誰と色々な慣わしが有るので、これを全て昔の風習に合わせると、とんでもなく大変です。
こういう風習も、弊社着物と同じようにだんだん簡素化、簡単になっていくように感じます(無理やり弊社をあてはめましたが)。
弊社の着物も、この特許加工が多くの人に知れ渡り、どこの神社やお寺に行っても、多く
の人が着物を着ている風景を見たいものです。
ガンバレ! 日本の着物!